⑷ 柏の特性を生かしたまちづくり

 

① 柏の葉地区の開発

 最近,大きな開発が進められている「柏の葉」地区。この一帯は,明治時代に開墾された十余二村であり,戦時中は陸軍の飛行場が置かれた場所でした。戦後には,アメリカ空軍柏通信所(基地)が置かれました。現在に至る「柏の葉」の開発は,1979年(昭和54年)8月14日に米軍から全面的に土地が返還された後に始まることになります。

地区の東側には国道16号線が位置し,常磐自動車道の柏インターチェンジも近いなど,自動車交通の要所となっています。さらに2005年(平成17年)には,つくばエクスプレスが開業し,「柏の葉キャンパス駅」「柏たなか駅」が誕生したことによって,埼玉,東京方面や茨城方面との交流がますます盛んになりました。駅前は,大型ショッビングセンターが開店したり,住宅化がすすめられたりしています。

つくばエクスプレス(柏たなか駅)

 

平成24年4月には,柏市で最も新しい柏市立柏の葉小学校が開校しました。また平成30年4月に,柏市立柏の葉中学校が開校し,中学校が21校になりました。

 

柏の葉地区には,県立柏の葉高等学校や県立柏特別支援学校をはじめ,東京大学柏キャンパス,千葉大学環境健康都市園芸フィールド科学教育研究センターなどの学校や教育機関,県立柏の葉公園,さわやかちば県民プラザ,東葛テクノプラザ,国立がんセンター,警察庁科学警察研究所などの各種機関や施設が集中しています。このような恵まれた環境を生かして,柏の葉地区では,「公」(千葉県・柏市・NPO団体)と「民」(企業・市民)と「学」(東京大学・千葉大学)が連携して,新しいまちづくりに取り組んでいます。

今後,柏の葉地区は,ますます発展していくことが期待されています。

 

② スポーツを通して
ア 「ホームタウン」とは

「ホームタウン」という考え方は,『スポーツをこれまでの「学校教育」や「企業スポーツ」から,地域に根ざした文化として発展させていこう』ということを意味しています。自治体•地域住民•企業が一体となって,子どもからお年寄りまで,だれもが気軽にスポーツを楽しめる環境を整備できるよう,その核となる「地域に根ざしたスポーツクラブ」を全国に作り,生涯スポーツ社会を実現することを目指しています。生活や地域に根ざしたスポーツを通して,またそれらを越えて,日常の"感動","'健康づくりの場"となることを願っています。 今,柏市では,スポーツを通して地域の活性化と市民の交流を図る「スポーツによるまちづくり」を推進しています。柏レイソルとJX-ENEOSサンフラワーズは,そのシンボルとして市民のみなさんと交流を図りながら,青少年にスポーツの楽しさや夢を伝える役割を積極的に果たしています。

(マスコット・ロゴは,チームHP 等より)

 

イ 手賀沼エコマラソン

手賀沼エコマラソンは,手賀沼を一周するハーフマラソンです。平成7年から「手賀沼浄化啓発」「地域の活性化」を願って,柏市,我孫子市,旧沼南町共同によるマラソン実行委員会が発足し,毎年10月最終日曜日に「よみがえる手賀沼さわやかに走ろう」をスローガンにレースを開催することになっています。参加者が走るコースは,かつての汚濁から蘇りつつある秋の手賀沼を背景に,自然と触れ合えるものとなっています。 エコマラソンを通じて,環境に対する様々な啓発に取り組んでいます。その例としては,大会当日の移動手段は公共交通機関の利用を呼びかけたり,ごみのないきれいな会場を運営側,参加者側が一体となって作り上げる努力をしています。更には,コース上に浄化PR用ののぼり旗を設置したり,「エコ」素材を使用した水切り袋の配布,参加料の一部を「手賀沼の浄化基金」として役立てる,といったことも行っています。また,大会で使われる先導車は,取り組みの一環として「ハイブリッドカー」が採用されました。

 

③ 都市交流事業

現在柏市は,海外の3力国にある4つの都市や地域と交流を行っています。国内においても,3つの市町と交流関係にあり,人やものの交流を行い,関係を深めています。

 

歴史に挑戦

 

私たちのまちづくりのあり方について,考えてみよう。 まちづくりにおいて,私たちはどんなことができるか,自分の生活を中心にして,さまざまな視点から考えてみよう。