



日本で本格的に水田稲作をはじめたのが弥生時代です。土地を耕して食料を生産する生活は,やがて貧富の差を生み,支配するもの・支配されるものが生まれ,クニができました。また,金属器も伝わり社会を大きく変えていきました。
房総を含めた南関東でも西日本と同様に水田稲作が行われたかどうかは不明ですが,イネを知り,食料・の一部としていた可能性は考えられます。柏市内の弥生時代の遺跡は発見例が少なく,いずれも弥生後期で,1軒の住居は大きく,集落にな・るともっと大きくなっています。
石枕・布施弁天古墳出土
(柏市教育委員会所蔵)
弥生式土器縄文土器との
形の違いに注目
(柏市史原始・古代中世編」
3世紀の後半になると,
地方の首長たちは
孔(あな)があけられており赤く塗られています。
祭礼用呪術性 3世紀後半〜4世紀前半(『千葉県の歴史資料編考古2」より)
花野井大塚古墳出土遺物実測図
鉄製品に注目 5世紀後半(『千葉県の歴史資料編考古2」より)
千葉県は全国で1番多く前方後円墳があり,手賀沼周辺の台地上には前方後円(方)墳をはじめ,多くの古墳が分布し,
5世紀になると
古墳時代,千葉県のほとんどは「総」の国と呼ばれ,次のページの地図にあるように11の
柏を含む東葛地域には
古墳分布と国造治定領域
(松戸市立博物館「常設展示図録」より)
左・呼塚遺跡土器 右・呼塚遺跡土器遺物集中地点出土状況
現在調査中の呼塚遺跡から出土した土器(平成27年)