2 川蒸気と陸蒸気(明治•大正時代)

 

「お祝いの写真のようだけど,何のお祝いなんでしよう?」
「これは,柏が"町"になった時のお祝いの様子なんだ。写真は,今の柏神社付近だそうだよ。」

(写真は,写真集『柏』より)

 

⑴ 柏市域の近代のあゆみ

柏市域の近代化年表

(『柏市史年表』,『沼南町史第一巻』より)

 

⑵ 交通

① 鉄道

 

柏駅に停車中の列車(常磐線)

県営軽便鉄道⇒現在の〔 a     〕鉄道

 

② 水運

当時,銚子や佐原と東京を結ぶ航路(利根川と〔b  〕運河を経由し,江戸川を航行した)を蒸気船が往来していました。

 

〔b    〕運河を航行する蒸気船
(写真資料は,歴史アルバム『かしわ』より)

 

a,bにあてはまる言葉を考えてみよう! —解答はこちら-

⑶ 県郡制,町村制の施行(明治22年)

•県郡制により,豊四季村,十余ニ村が成立。
•町村制により,下の六つの村々が成立。

(『柏市史年表』,『沼南町史第一巻』より)

 

c〜g にあてはまる村名を考えてみよう! ヒントは,現在の市内の中学校名になっています。 解答はこちら

 

⑷ 教育

 

 

このころ,各地で学校も建設されました。上は,豊四季 尋常 じんじょう 小学校(現在の柏第二小学校)。開校当初は,校長先生を含めて先生方の数は,5人であったといいます。下は,東葛飾中学校(現在の県立東葛飾高等学校)。1924年(大正13年)に開校された東葛飾中学校は,翌年に本校舎が完成しました。当時の建築物としては珍しい「鉄筋コンクリート」の校舎を,弁当持参で見学に訪れる人たちもいたとの記録があります。
(写真資料は,歴史アルバム『かしわ』,写真集明治•大正•昭和『柏』より)

 

⑸ キリスト教の布教

① 旧手賀教会堂

旧手賀教会堂

 

1873年(明治6年),信教の 自由が交付されるとともに,ニコライ大司教により日本ハリストス正教会の布教活動が北海道函館より始まりました。千葉県には1875年(明治8年) 法典 ほうてん (船橋市),1877年(明治10年)大森.船穂(印西市),布佐(我孫子市)にそれぞれ教会が設置されました。

大森教会での布教を知った手賀,布瀬地区の人々は,1879年(明治12年)に教会を創立し活動をはじめ,1883年(明治16年)に教会堂を設置しました。これが現在の旧手賀教会堂で,明治30年頃聖堂部分が增築されています。旧手賀教会堂は,首都圏近郊では現存する最古の教会堂となっています。

 

② 手賀教会聖画

聖画『機密の晩餐』

上の絵は,茨城県 笠間 かさま 市出身の明治期の女流作家として高い評価を受ける山下りんの描いたもので,新手賀教会堂に掲げられています。聖画は日本ハリストス正教会でイゴンと呼ばれるもので,主全能者(キリス卜), 至聖生神女 しせいせいしんにょ (マリア),機密の晩餐の3点です。

 

歴史に挑戦

 

身近な地域における,近代のあゆみについて調べてみよう。
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