公害には主に7種類があります。それは「典型7公害」と呼ばれる,大気汚染,水質汚濁,騒音,悪臭,振動,土壌汚染,地盤沈下です。柏市では,急激な都市化の進展とともに,手賀沼や大堀川,大津川の水質汚濁,自動車の排気ガスによる大気汚染,ごみの増加,生活騒音,地下水汚染など,都市生活型の環境問題や苦情が顕在化してきました。このような中で,市では法律や条例の周知に努め,環境施策の総合的・計画的な推進を図っています。柏市の公害の状況は次のとおりです。
a.大気汚染・・・
粉じん・ばいじん(灰)などの浮遊粒子状物質や光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントは環境基準を超えています。大規模な工場は少ないので,自動車の排気ガスによる大気汚染と見られています。苦情においては,野焼きによるものが大半を占めています
b.水質汚濁・・・
手賀沼
北千葉導水第二機場
(ビジターセンター)柏市戸張地先
流域人ロの多い大堀川・大津川は,県内でも有数の汚濁河川となっており,手賀沼の水質汚濁のー因となっています。市の取り組みとして,下水道の整備や生活排水の総合的対策を講じてきたことや,国の北千葉導水路の建設により,環境基準にはまだ達していないものの徐々に改善が見られてきています。
c.騒音・・・

工場による騒音,建設作業による騒音苦情は減少の傾向にあります。その一方で自動車による騒音が問題化しています。最近では近隣騒音(ピアノ,テレビ,カラオケ,エアコンなど)も問題化しています。そこで柏市では,騒音規制法や柏市環境保全条例により,新たに起こってきた騒音問題の解決に努めています。
d.悪臭・・・・・
苦情の主なものは野焼き(ごみ焼却行為)によるものやごみの堆積によって発生する臭気です。ほかに,家畜の排泄物等や工場から出される悪臭物質によるものもあります。
e.振動・・・・・
交通量の多い国道6号線・16号線の交通振動測定結果は,限度値内となっています。苦情の内容は資材置場や工事に伴う建設機械から発生したものが多くなっています。
f.土壌汚染・・・
土壌汚染が発見される場合は,指定区域を定めて土壌の浄化対策を行うことになっています。現在,柏市において要措置区域はありません。
g.地盤沈下・・・
地下水位について大幅な下降はみられず,特に大きな地盤変動は起こしていません。
年度別公害苦情受付件数(環境保全課)